駒込駅から徒歩7分のところにある、六義園。
紅葉で有名な場所ですが、11月28日現在、どのくらい見ごろをむかえているのでしょうか。
和歌を映し出した庭園
五代将軍、徳川綱吉に仕えていた柳澤吉保が、和歌にちなんだ景色や中国古典の景観をイメージして築園したという、回遊式の庭園です。
一時期は岩崎彌太郎の別邸となりましたが、その後、東京都に寄付されたのだそうです。
東洋文庫ミュージアムとの、コンビチケットあり
六義園の近くに、東洋文庫ミュージアムがあります。
こちらは岩崎彌太郎の長男、岩崎久弥が設立した研究施設で、今年で創立100周年をむかえるのだそうです。
六義園(300円)と、東洋文庫ミュージアム(900円)とのコンビチケットがあり、1200円→1000円になります。
https://toyo-bunko.or.jp/wp-content/themes/toyo-bunko/assets/pdf/museum/combi.pdf
両方行きたい場合は、まず東洋文庫に行って、そのチケットを入手すると便利です。
紅葉の時期、六義園の入園口はとても混雑しますが、このチケットがあれば窓口に並ばず、すぐに入園することができます。
紅葉は5~6割
平日だからか、正門入口にはそれなりの人がいましたが、混雑というほどではありませんでした。
どちらかというと、外国からの団体客が多い印象です。
上述のコンビチケットを購入していたので、係の方に見せると、すぐに入園することができました。
入ってすぐのトイレは、行列ができていました。
ただ、少し行った先のトイレや、そのほかのトイレは空いていました。
途中、出店や物産店がありました。
私が行った日には、和歌山の物産展がひらかれていました。
顔のあるだんご、とてもかわいくて美味しそうです。
渡月橋です。
ちなみにこの渡月橋は、2枚の大岩をつなぎ合わせ、ずらして作ってあります。
「和歌のうら 蘆辺の田靏の鳴くこゑに 夜わたる月の 影ぞさびしき」
この歌にちなんで作られたそうです。
藤代峠のほうの道に行くと、人気も少なくなり、紅葉もみごとでした。
一年中たのしめる六義園
今は紅葉シーズンですが、パンフレットの花暦を見ると、一年中たのしめるように植物が植えられているようです。桜やつつじも気になります。
この立地なのに、相当な樹齢の木が多く、とても心が和みました。
またゆっくり訪れたいと思います。
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