文京区湯島にある麟祥院。
三代将軍家光の乳母として、大奥で活躍した春日局のお墓があるとのことで行ってみました。
とても静かな禅寺
文京区のクイズラリーの一箇所でもありました。
ちなみにQRコードは門前の掲示板にあります。
禅寺らしい雰囲気です。境内は無料で拝観できました。
東洋大学発祥の地だった
1887年、ここ麟祥院内に、井上円了が設立した「私立哲学館」が東洋大学の起源なのだそうです。
井上円了といえば、東京大学で哲学を学んだ、日本の仏教哲学者。
「妖怪博士」の異名もある、幅広い分野で活動された方ですよね。
立派な石碑でした。
迷路のような墓地
平日だったせいか、だれもいませんでした。お墓はちと、どきどきします。
墓所の案内図がありました。
墓の四か所に穴が空いている
春日局のお墓に着くと、参拝者がお一人いらっしゃいました。
こういう時、なんとなく会釈をしてしまいます。
「死して後も天下の政道を見守り之を直していかれるよう黄泉から見通せる墓を作って欲しい」
春日局の遺言により、墓の四か所に穴が空けられています。
これだけでも、意志の強い方だったのだろうなと、想像されます。
座禅、ヨガなどのイベントも
麟祥院では、座禅やヨガ、論語塾など、いろいろなイベントが開催されているようです。
静かな時間が、とても心地のよい場所でした。
また、ゆっくり行ってみたいと思います。
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