
移転後はじめて訪問
お店について知ったのは、二十年ほど前のこと。
雑誌『クウネル』で河田シェフの記事を読んでから、ずっと憧れの場所でした。
東京に用事のある時は、必ず立ち寄りました。
その名も『古きよき時代』の店内。とくに、奥の焼き菓子スペースが好きでした。

先日、かなり久しぶりに訪問したところ、なんと移転していました(2015年に移転されたようです)!
デリも充実していて、びっくりでした。
イートインもできる
訪問したのは、日曜日の11時頃。
店の前では、7、8人の方が待っていました。
店内の人数を調整していたようで、それほど待たずにアナウンスに従って入店できました。
イートインができるか訊いてみたところ、待ちのお客さんはいないけど、けっこう待ちますとのこと。せっかくなので、待つことにしました。
呼ばれたのは30分後。店を出ていてもLINEで連絡がもらえます。
すでに注文を終えているので、着席後すぐに料理が運ばれてきました。
選んだのは、サーモンとほうれん草のキッシュ、牛肉の赤ワイン煮、チコリと生ハムのグラタン、ウインナー。

キッシュは絶品。スモークサーモンの風味が口いっぱいに広がって、パイ生地も当然さくさくでした。
丸いパンは1個120円ほど。良心的です。
牛肉の赤ワイン煮はこれで1100円ほど。お値打ちすぎます。
味は一級。パリの街角にいるような錯覚におちいります。

グラタンは、チコリの苦みと生ハムの旨味が絶妙で、ホワイトソースもしっかりとした味なのに、きつくなく、量も多いかなと思いましたが、全部食べてしまいました。
ウインナーもとても本格的な味でした。
夢中のあまり、写真を撮り忘れました。
デリに大満足、からのケーキ
すでに多幸感たっぷりですが、忘れてはいけないケーキです。

福岡に住んでいた頃、オーボンビュータンで修行をされていたシェフのケーキ屋さんによく行っていたので、ラインナップが似ていて、とてもなつかしかったです。
パラディに、ミルフィーユ。芳醇なバターの香りがたまりません。
上に乗った小さなクッキーがかわいい。

次はファーブルトンを食べたい
お菓子もデリも、どれもこれも食べたいものばかりで、また絶対行こうとなりました。
次回は焼き菓子を食べたいです。ファーブルトンやカヌレもあったなー。
幸せな気持ちで帰りました。ありがとうございました。
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