徳川綱吉が孔子廟を移したのがはじまりだという学問の聖地、湯島聖堂。
紅葉の季節になりましたが、どれくらい色づいているのでしょうか。
学問の香りがただよっている
のちに昌平坂学問所となったこの地は、町のなかにありながら、とても文化的な雰囲気のある森でした。
どの門から入ればいいのかわからず、ぐるぐると一周してしまいました。

凛とした空気感

山門に来たかのような空気感です。
古い階段が多く、一度すべりかけました。
そのあと、「すべるのでお気をつけください」という看板を見つけました。

門から見える紅葉が、かっこいいですね。
孔子と楷の木
孔子の像がありました。
写真だとわかりづらいのですが、かなり大きかったです。
迫力がありすぎて、これ以上近づけませんでした。

像の前には、立派な楷(かい)の木がありました。
孔子のお墓には、楷の木が植えられているそうです。
孔子と楷の木には、深いつながりがあるんですね。

木の枝や葉が整然としていることから、書道の「楷書」の語源にもなっているそうです。
たしかに、くねくねとして、独特の雰囲気があります。
門は3か所あった

ぐるりとまわってようやく全貌が見えました。
入口は公園側と、道路沿いと、正門との3か所にあるようです。
ちなみに、文京区のクイズラリーは、正門にあたる仰行門にありました。
紅葉がきれい(11月19日現在)
11月19日現在、紅葉がとてもきれいでした。
紅葉しはじめ、といったところでしょうか。

訪れる人はちらほらで、けっして混んでいるわけではなく、かといって寂しいほどでもない感じでした。
秋にぴったりの、しっとりとした心地のよい場所でした。
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