月: 2024年11月

弥生美術館・竹久夢二美術館の坂さんぽ

弥生美術館・竹久夢二美術館の坂さんぽ

今日は弥生美術館・竹久夢二美術館へ、上野動物園のほうから向かってみます。

暗闇坂は、暗くない

その名も「暗闇坂」なので、どんなに暗く急な坂道なのだろうと覚悟していたのですが、

明るくて坂の傾斜もそれほどきつくはありません。

途中、公衆トイレがあり、タクシーがたくさん止まっています。人通りも多くあります。

こんな名前がつくほどなので、昔はきっと、漆黒の暗さだったのでしょうね。

住宅街に溶けこんだ美術館

東大の門を通りすぎると、美術館が見えてきます。

そこまで大きな建物ではないので、気を抜くと通り過ぎてしまいそうなほど、住宅街に溶けこんでいます。

竹久夢二美術館です。

お隣には、弥生美術館があります。

カフェもよさげですね。今度行ってみたいです。

高畠華宵のコレクションが3000点も所蔵されているという、弥生美術館。

とても雰囲気のある玄関でした。

Posted by tukihi in お出かけ, 0 comments
ベイブレードx「あんこクリーム寿司」ってどうなの?

ベイブレードx「あんこクリーム寿司」ってどうなの?

ここ何年か、子どもがベイブレードxにはまっています。

その影響で、大会に出かけたり、Youtubeで大会のライブ中継を見たり、新作ベイを手に入れるために奔走したりと、ベイブレードxの世界に少しだけ詳しくなりました。

そんなベイブレード大好きな子どもの誕生日にリクエストされたのが、アニメに登場する「あんこクリーム寿司」。

まじかいと思いながらも、子のリクエストならばと、作ってみました。

「あんこクリーム寿司」のつくり方

わが家の誕生日の定番は、手巻き寿司とケーキ。

なので、酢飯と生クリームは使いまわせます。
「あんこクリーム寿司」を作るタイミングとしては、ばっちりでした。

酢飯をにぎり、その上にあんこをのせます。

あんこは、市販の缶詰のものを用意しました。

それから、生クリームをのせれば、完成です。

子どもは絞り口をつかってうねうねと絞ってほしかったようですが、面倒だったので、そっとのせました。許してもらえました。

肝心のお味は?

まずは子どもがひと口。「おいしーーー」と喜び、追加注文をかさねて、結局5,6貫は食べていました。

私もおそるおそるでしたが、食べてみました。

うん。

悪くない。

たしかに、生クリームあんぱんもあるし、おはぎもあるもんね。

「あんこクリーム寿司」も、ありかもしれません。

おはぎに生クリームのコクのある甘みと、酢飯の酸味が加わった感じで、クセになるおいしさです。

成長期の子のおやつにも

アニメの世界は、やっぱり侮れません。

「あんこクリーム寿司」とても美味しかったです。

成長期の子どものおやつにもいいなあ、と思いました。

Posted by tukihi in グルメ, 0 comments
エバリーのコンサートに行ってきた

エバリーのコンサートに行ってきた

昨日、文京区のシビックセンター大ホールで開かれた、Everly(エバリー)のコンサートに行ってきました。

飽きさせないプログラム

子どもの通う小学校に、ユーフォニアムのお兄さんと、ピアノのお姉さんが演奏しに来てくれたとのことで、感動して帰ってきた子どもからリクエストされました。

11月10日。この日、三回目の公演でした。

トルコ行進曲、カノンといったクラシックから、ディズニーまで、飽きっぽい子どもを熟知した曲構成に、すごいなあと、うなりました。

マリオの曲などは、会場が一体となって盛り上がっていました。

だいすけお兄さん熱唱

そののち、横山だいすけお兄さんがゲストで登場。

お兄さんは、すイエんサーの収録に行けた時にも、かなり間近で拝見できたことがあったので、わが家は勝手に親近感を抱いています。

トークもスムーズで、さすがエンターテイナー。

「赤鬼と青鬼のタンゴ」や「ありがとうの花」など、伸びやかな歌声を聴かせていただきました。

子どもたちが幼児のころの記憶がぱっとよみがえり、無性になつかしくなりました。

音楽はやっぱり、感情に直接訴えかけてくる、すごいツールですね。

参加型で、寝てる暇ない

途中、手拍子をしたり、声を出したり、ステップを踏んだり。

観客もいっしょに盛り上がれます。

参加型を意識した、大人も子どもも大満足の、素敵な講演でした。

ありがとうございました!

Posted by tukihi in お出かけ, 0 comments
漱石山房記念館をさんぽしてみた

漱石山房記念館をさんぽしてみた

漱石終焉の地にある、漱石山房記念館のあたりに行ってみました。

お庭は無料でぐるりとできる

開館前でしたが、お庭など、外をぐるりと回ることができました。

とても立派な記念館です。

銅像がありました。しゅっとしてますね。

「漱石の散歩道」と題した、とてもわかりやすい地図がありました。

かの有名な猫の墓

猫の墓も見ることができました。

『吾輩は猫である』のモデルとなった、猫のお墓なのだそうです。

十三回忌に建てられましたが、空襲で焼けてしまい、そのあと、また再建したものなのだとか。

お庭には、漱石が育てていた植物が、実際に植えられていました。

その植物が登場する、小説の一節を紹介している看板もあり、とても趣深いです。

芭蕉が、とてもきれいでした。

ところ狭しと植えられていて、管理が大変そうですが、どれもとても元気に育っていました。

静かに佇んでいる記念館

路地裏の、とても閑静な住宅街のなかにありました。

この地で、最期を迎えた漱石。
生まれた場所ととても近かったことに、少し胸があつくなります。

今度は、開館時間に行って、記念館のなかに入ってみたいなと思いました。

Posted by tukihi in 文学, 0 comments
夏目漱石生誕の地に行ってみた

夏目漱石生誕の地に行ってみた

先日、夏目漱石が生まれたという場所に行ってみました。

「夏目坂」命名したのは漱石の父

大通りを曲がり、坂を登っていくと、「夏目坂」の表記がありました。

『父はまだその上に自宅の前から南へ行く時に是非共登らなければならない長い坂に、自分の姓の夏目という名をつけた。不幸にしてこれは喜久井町ほど有名にならずに、ただの坂として残っている。しかしこの間、或人が来て、地図でこの辺の名前を調べたら、夏目坂というのがあったと云って話したから、ことによると父の付けた名が今でも役に立っているのかも知れない。』
                     (「硝子戸の中」青空文庫より)

「ただの坂」とありますが、やはり「夏目坂」という名前が付いているだけで、とても特別な気がしてきます。

目印は、やよい軒

ただ、肝心の生誕地の碑がなかなか見つかりません。

漱石にちなんだ店名もちらほら見えるので、まちがいなくこのあたりだと思うのですが……。

坂を上がったり下がったしたあげく、ようやく見つけました!

どうやら通りすぎたあと、反対側を探していたようです。

大通りからすぐ、左手側、やよい軒の前にありあした。

「喜久井町」名前の由来は夏目家

夏目家はこのあたりの名主で、喜久井町という町名は、夏目家の家紋に由来しているそうです。

五男三女の末っ子として生まれた漱石は、生後まもなく里子に出されたり、その後も養子に出されたりと、苦悩も多かったようです。

だからこそ、生まれた土地に、強い思い入れがあったかもしれせんね。

晴れわたった空が、きれいでした。

Posted by tukihi in 文学, 0 comments
芥川龍之介の旧居跡と、記念館予定地に行ってみた

芥川龍之介の旧居跡と、記念館予定地に行ってみた

1914年、北区田端に引っ越してきた芥川龍之介。

亡くなるまでの13年間を、この地で過ごしたそうです。

今日は旧居跡と、記念館の予定地に行ってみたいと思います。

赤紙いっぱいの阿吽像

不忍通りから道坂下を田端駅方面に行くと、まず東覚寺にたどり着きました。

立派な阿吽像に赤紙が貼られています。

自身の患部に貼ると身代わりになってくれるらしく、こうして赤い紙に埋もれているのだそうです。

一枚一枚に、参拝者の願いが込められているんですね。

童橋を渡ってみた

路地を抜けると小さな橋、童橋がありました。

この下は大通りになっています。

左端に見えるのが童橋です。

その橋のわきには細い道があって、なんだか面白い構造になっています。

河童の絵がいい

さて、やって来ました。

橋を渡り、最初に見えるのは記念館の建設予定地です。

令和8年度の開館をめざしていて、今はクラウドファンディングで協力を募っているようです。

書斎の再現を計画されているとのことで、とても楽しみですね。

そのすぐ先に、旧居跡の看板がありました。

今はマンションになっていますが、看板があるのがうれしいです。

河童の絵に、気持ちが盛り上がります。

文士村記念館の展示がすごい

さらに田端駅のほうに進むと、田端文士村記念館があります。

芥川の住んでいた時代、近くに東京芸大などができたこともあり、田端にはたくさんの芸術家が集まっていたようです。

室生犀星など、芥川龍之介に魅了された人々も多くここに住んでいました。

文士村記念館には、芥川の生涯が貴重な資料とともに丁寧に展示してあります。

しかも、無料です。

前回の展示企画『友情からうまれたもの 文士村の青春アンサンブル』も、とても充実したすばらしい企画展でした。

今は、『作家・芥川龍之介のはじまり~書斎「我鬼屈」誕生までの物語』が、2025年2月2日まで開催されているようです。今度ゆっくり行ってみようと思います。

ゆったりとした田端の空気を、味わうことができました。

Posted by tukihi in 文学, 0 comments
国営昭和記念公園で秋のサイクリング

国営昭和記念公園で秋のサイクリング

先日、立川市にある国営昭和記念公園に行ってきました。

出遅れたけど、自転車はあるのか

サイクリングセンターは、立川口と西立川口、砂川口の3か所にあるようです。

今回は、駅から近そうな西立川口をめざしました。

家から電車を乗りついで1時間以上かかるので、朝いちで出ようねと声をかけていましたが、予定通りというべきか、案の定出おくれました。

西立川駅に到着したのが、十時半。

自転車はまだ残っているのか不安でしたが、ひとまずサイクリングセンターに向かいました。

西立川口から入園し、右方向へ、2、3分歩くとありました。
入園料は大人450円、中学生以下は無料でした。

まだ列がありました。自転車はなんとかありそうです。
10~15分ほど並んだのち、券売機でチケットを買いました。

3時間で大人600円、子ども350円です。IC系のカードでも購入できました。

自転車はママチャリ系、スポーツ系、24インチ、22インチ、子ども用、二人用タンデムなど幅広くそろっていました。
スポーツ系にしようかと思いましたが、試してみたらサドルが痛かったので、やっぱりママチャリ系にしました。

子ども用のヘルメットは出はらっていましたが、言ったら大人用を貸してもらえました。
キャップの上からかぶると、ちょうどよさそうでした。

森の中を走る14キロコース

公園内でもらえる地図です(くしゃくしゃですみません)。

ピンクの道がサイクリングコースです。総距離は14キロほどだそうです。

森の中を駆け抜けるコースは、ほんとうに気持ちがよいです。

イチョウ並木がそろそろ見ごろを迎えていました。

もう少ししたら、もっと黄色く色づきそうですね。

虫たちもいたよ

途中のベンチでお昼休憩をとりました。

カマキリがひょこんといたり、

トンボがリュックにとまってくれたりもしました。

子どもたちも大喜びでした。

木工房のクラフト教室

そのあと、こどもの森にある木工房でクラフト教室に参加しました。

この日は200円で、木のフレームに思い思いの飾りをつけました。

10:30~12:00と、13:00~15:00の二部制です。

私たちは13時前に到着しました。
数組が待っていましたが、8人まで一度に工房に入れるようで、すんなり入ることができました。
工房内に入れるのは子どもだけで、大人は外から様子を見守ることができます。

最後はやはり、雲の海のふわんぽりんにつかまり、跳びはねていました。

紅葉のライトアップ

10月31日から12月1日までは、「秋の夜散歩2024」と題したライトアップイベントもやっているようです。
紅葉シーズンはいろいろと、お外に出かけたくなりますね。

Posted by tukihi in お出かけ, 0 comments
巣鴨大鳥神社の酉の市2024に行ってみたよ

巣鴨大鳥神社の酉の市2024に行ってみたよ

巣鴨大鳥神社は、都営三田線千石駅から徒歩5分のところにある小さな神社です。

屋台の種類が豊富

酉の市が開かれるようなので、さっそく行ってみました。

ちなみに今年は、11月5日(火)、17日(日)、29日(金)の三日間です。

朝9時から夜11時まで開かれています。

私は初日の夕方6時ごろから行ってみました。

子どもはそっこう、チョコバナナでした。

垂れ幕には「バナナチョコ」とあり、「チョコバナナ」か「バナナチョコ」か、それらはちがうものなのか、少し考えてしまいましたが、購入したものは見慣れたチョコバナナでした。

顔が作られていたり、キャラクターをイメージしていたりと、いろいろなバリエーションがあり、それぞれ値段がちがいました。

射的は、なかなかむずかしかったです。

ワタあめは、袋なしで一本300円、袋ありは二本600円でした。

すみっコぐらしなど、キャラクターの載った袋に入れてくれます。ワタあめの大きさは、袋ありとなしとでちがいました。なしのものは、けっこう大きかったです。

から揚げや、ベビーカステラ、大たこ焼き、だんご、焼肉弁当、おでん、ドーナツなど、さまざまな屋台が出ていました。

商売繁盛をねがって

家内安全、商売繁盛の神社ということもあり、装飾のきれいな熊手を購入していく方々が多かったです。

道幅のわりに歩きやすい

6時から7時ごろ参道を歩きましたが、そこまでの人ごみではありませんでした。

行列ができる店もいくつかありましたが、大混雑というほどではありませんでした。平日だからでしょうか。

子どもたちも多く、全体的にとてもなごやかでした。地域のお祭り感があり、楽しかったです。

Posted by tukihi in お出かけ, 0 comments
夏目漱石のお墓に行ってきました

夏目漱石のお墓に行ってきました

夏目漱石のお墓は、豊島区の雑司ヶ谷霊園のなかにあります。

東池袋四丁目や都電雑司ヶ谷あたりが最寄駅のようです。

墓地が広い

護国寺の裏手にも墓地があり、最初まちがってそちらに行ってしまいました。

日暮れのころに行ったので、なんとも言えない緊張感がありました。

猫がいたよ

実際は写真よりもうす暗く、墓石の文字もよく見えないくらいでした。

霊園内はとても広くて迷子になりそうですが、グーグルマップを頼りに、漱石のお墓を目指します。

猫がたくさんいました。4匹見ました。

どの猫もとても落ち着いていたので、ここを住処にしているようです。

お墓にはかなり近づいてきたと思うのですが、なかなかたどり着けません。

道が細く、暗いので、けっこうどきどきしました。

ひと目で分かる

ようやくありました。とても立派なお墓です。

お花が供えられています。ちょうどお参りをしている女性もいらっしゃいました。

霊園に入ってから人の姿を見ていなかったので、少しホッとしました。

左端に看板も立っています。
QRコードを読みこむと、漱石山房記念館の「漱石の生涯」のページに飛びました。

いちょう通りを通ればよかった

墓地内をくねくねと進んでようやくたどり着けましたが、結果的に、漱石のお墓はまあまあ大きな通り、いちょう通りのすぐ横にありました。帰りはその道で帰りました。最初からいちょう通りを行けばよかったと思いました。

でも、あの独特の雰囲気も味わえたし、猫にも会えたので、それはそれでよかったです。

何より、お墓の前で手を合わせることができて、とてもしあわせな時間でした。

Posted by tukihi in 文学, 0 comments
根津神社の「文豪の石」にすわってみたよ

根津神社の「文豪の石」にすわってみたよ

徳川五代将軍の綱吉が、六代家宣のためにつくったという根津神社。

その境内に、その名も「文豪の石」という名跡があるので、さんぽしてみました。

歴史を感じる空気感

新坂沿いの鳥居からはいります。

なんとも立派ですね。

一歩足を踏み入れるだけで、おごそかな、神々しい気持ちになります。

いきいきとした木々の大きさや豊かさに、圧倒されました。

漱石や鴎外が思案したという「文豪の石」

看板などはないので、気づかずに通りすぎてしまいそうですが、この石が「文豪の石」のようです。

漱石や鴎外が、ここにすわって思案していたとのことです。

石のひんやりとした温度と、ちょうどよい高さが、なんとも心地よかったです。
眺めにも広がりがあり、たしかに心に静寂がおとずれるような、落ち着ける場所でした。

家宣の胞衣が祀られている

胞衣とは、胎児を包んでいた膜や胎盤のことで、「ほうい」や「ほうえ」、「えな」などと読むそうです。

むかしは、それを壺や桶におさめて祀っていたとか。今聞くと少しぎょっとしますが、そうして新生児の無病息災を祈願していたのだそうです。

綱吉の、甥の家宣への想いが伝ってくるようですね。

木々の深さに癒される

この日は、保育園児たちが遊びにきていたり、外国人観光客が参拝していたりと、とてもなごやかな雰囲気でした。

東京大学のすぐ裏にある根津神社。

漱石や鴎外が、怒涛の日々の合間にしばしの落ち着きを得にきていた、大事な場所だったことが想像できました。

Posted by tukihi in 文学, 0 comments